まなび舎YOMi-KAKiの3つの特徴
1.マルチリンガリズム
まなび舎YOMi-KAKiは、複数の言語を話すことは、その人のものの見方と視野を広げる素晴らしい資質だと考えます。家庭と学校で異なる言語を使う人も、家庭で話す言語が複数ある人も、みんなそれぞれに素晴らしいマルチリンガリストです。とはいえ、三種の書き文字を併用し、西欧言語と大きく異なる日本語の読み書きの習得は、日本語に触れる場面が限られている子どもたちにとって、けっして簡単なことではありません。それでも日本語を自分のことばのひとつとする子どもたちに、家庭から一歩外に出た場所で、日本語で話し、読み、書くことを通して、豊かなアイデンティティと自信を育んでほしいと考えています。
2.ユニークな学習目標と教材
「日本語で自分の気持ちを伝えられる」、「知りたいことについて日本語で聞いたり、読んだりできる」ことを大きな目標とします。まなび舎YOMi-KAKi の学習プログラムでは、多言語に基づくアプローチを取り入れた日本語リテラシー(読み書き)スキルの育成を目指しています。子どもたちがすでに持っている他言語の言語体系や知識と日本語を結びつけるとともに、すでに身についている日本語での「聞く・話す」力を「読む・書く」力につなげることで、自分の考えや思いを自信を持って日本語で表現する力を育てます。
授業の対象年齢はあくまでも目安として、個々の生徒の興味や関心を第一に、さまざまな観点から日本語の読み書き力の養成を目指します。マルチリンガルの子どもたちを対象としたオリジナル教材を使用。独自に開発した漢字の「聞き読み」学習も実践します。
3.個々の学習進度に合わせた準・個別指導
まなび舎YOMi-KAKiでは、日本の文部科学省が主導して組み立てられる学習指導要領を参照しつつも、実年齢を基準とした学年別構成にはこだわらず、個々の習熟度や到達目標に合わせた独自カリキュラムにより、長期的な観点から読み書き力の養成を目指します。
何歳でも、いつからでも、「日本語の読み書きを学んでみたい」「もっと読めるようになりたい」と思ったその時に、勉強を始められる機会を提供できることを目的としています。
講師紹介
安永麻里絵(やすなが・まりえ)
東京大学大学院総合文化研究科学術博士(超域文化科学)
まなび舎YOMi-KAKiは、オランダ登録文化財団 Culturele Stichting Felis Catus の設立代表者である安永麻里絵が教材開発責任者と主任講師を務めます。
神奈川県鎌倉市出身。転勤族の家族のもと、子ども時代には、東京都、鎌倉市、逗子市、京都市の幼稚園・小学校、ドイツ・デュッセルドルフ日本人学校に通った。アメリカ・ロサンゼルス・ゲッティ美術研究所、アムステルダム国立美術館にて研究活動に従事。2022年より筑波大学で英語専門科目を、2024年よりハーグ・ロッテルダム日本語補習授業校にて国語・算数の教鞭をふるう。